地方創生支援セミナー「電子地域通貨に関する説明会」をオンラインで開催(令和3年9月)
最終更新日:2021年10月8日
岡山財務事務所は、地方創生に向けた取組を支援するため、金融庁との共催により、「電子地域通貨」をテーマとする地方創生支援セミナーを開催しました。
開催経緯
岡山財務事務所は、平成27年度以降、地域活性化の取組にかかる地方公共団体向けのセミナーを開催しています。第6回目となる今回は、キャッシュレス決済サービスが普及する中、地方公共団体や地域金融機関が主体となり、地域に特化した電子地域通貨を導入する事例がみられることから、電子地域通貨の意義、普及のポイントや導入のメリット、効果や今後の課題等をテーマとしたセミナーを開催しました。
開催日時
令和3年9月8日(水曜日)13時30分から16時00分(オンライン開催)
参加者
約100名(地方公共団体、金融機関、商工団体ほか)
内容
(1)
講師 | 株式会社トラストバンク chiica事業部マネージャー 河本朋子氏 |
テーマ | 電子地域通貨の概要、導入に係る手続きについて |
概要 | 地方公共団体などに電子地域通貨のシステムを開発・提供するIT企業のご担当者として、「地域通貨とは、地域で資金を循環させるための仕組みづくりであり、流通量が増えるほど地域経済が活性化し、地域内交流も促進が期待される」としたうえで、実際の導入事例をもとに、地域内での定着や活用に向けた具体的な企画や取組のポイントなどについてご講演いただきました。 |
(2)
講師 | 飛騨信用組合 非常勤監事 古里圭史氏 |
テーマ | 電子地域通貨『さるぼぼコイン』導入事例の紹介について |
概要 | 地域に根差した金融機関として、「域外から多くの価値を取り込み、取り込んだ価値・域内で生み出した価値をいかに域外に漏らさず、かつ域内でより速く循環させるか」という基本戦略のもと、電子地域通貨の普及や定着に向けて、地域の商店街や小売店等と意見交換を重ね、コミュニケーションを図りながら丁寧に進めるなど、ご自身のご経験をもとに工夫した点やノウハウ等についてご講演いただきました。 |
資料 |
セミナーの様子
取組の成果
アンケート結果では、「電子地域通貨の仕組みや意義についてよく理解でき、有意義であった」、「導入の是非について検討するにあたり、大変参考になった」との回答がありました。本セミナーが、さらなる地域活性化のきっかけになればと思っています。
岡山財務事務所では、地域課題やニーズの把握に努め、課題解決の一助となる取組を継続することにより、引き続き地域の活性化をサポートしてまいります。
岡山財務事務所では、地域課題やニーズの把握に努め、課題解決の一助となる取組を継続することにより、引き続き地域の活性化をサポートしてまいります。
本ページに関するお問い合わせ先
中国財務局岡山財務事務所総務課
電話:086-223-1131(代表)