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第一生命保険株式会社とコラボして金融経済教育を実施しました(令和5年1月12日)

 津財務事務所は令和5年1月12日(木曜日)に三重県立昴学園高等学校の1年生を対象に、第一生命保険株式会社(以下「第一生命」。)三重支社とコラボして金融経済教育を実施しました。なお、金融機関とコラボした金融経済教育の実施は当事務所として初の試みであり、また今回の授業では第一生命が開発した、すごろく形式のゲームを楽しみながら結婚・住宅購入などのライフイベント、病気・ケガ等のリスク、振り込め詐欺や架空請求といった消費者被害事例など、人生を疑似体験することができる消費者教育・金融保険教育教材「ライフサイクルゲームⅢ~生涯設計のススメ~」(以下「ライフサイクルゲーム」。)を活用して実施しました。

 授業の流れとしては、90分授業のうち、始めの60分でライフサイクルゲームを行っていただき、残り30分でライフプランや金融トラブルについての講義を行う形で進めました。

 ライフサイクルゲームでは1班3名または4名のグループになって進めましたが、生徒の皆さんそれぞれが結婚や住宅購入などのライフイベント時にどのような選択をするのが自分としてベストなのか、また病気やケガ等に備えて生命保険に入るか否か、その他振り込め詐欺などの特殊詐欺にあったときにどういった相談機関があるのかといったことを、ライフサイクルゲームに夢中になりながら楽しく学んでいる様子でした。

 

 今回の授業を受けていただいた生徒さんからは、以下のような感想をいただきました。

  • 「ライフサイクルゲームを通じてお金の使い方や保険について楽しく学べました。人生の3大費用には教育費用、住宅費用、老後費用があり、多くの費用がかかることが分かりました。また貯蓄をしたり、投資などの方法でお金を増やすことができると分かりました。他にもリスクに備える手段として保険があることも分かりました。また、金融トラブルについても学びました。ネットで買い物をするときや身に覚えのない請求など詐欺に引っかからないように個人情報を気軽に教えたりしないように気をつけたいです。困った時は消費者ホットラインに相談するなど覚えておきたいです。」
  • 「人生のすごろくを通して、これからの人生について考えることができました。不安なことしか考えられなかったので、今回東海財務局の方や保険会社の方に教えてもらった貯蓄や投資などを頭に入れて、将来に活かそうと思いました。そして、お金がからんでいる犯罪も多く、自分も引っかかりそうだと思った例もあったので気を付けて行動していきたいです。将来、どんなお金の使い方をするべきかやお金の大切さを楽しく学ぶことができた良い体験でした。」

 

 津財務事務所では、今後も学校のほか関係者のご協力やご要望をいただきながら、充実した内容の金融経済教育を実施してまいります。

 

    ゲーム中の教室全体の様子 ゲームに熱中しながらも楽しく学んでいる生徒の皆さん

 

    生徒のサポートをする第一生命三重支社の社員の皆さん   講義中の様子

 

 

 

本ページに関するお問い合わせ先

東海財務局 津財務事務所 総務課

電話  059-225-7221

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