PFS/SIB活用セミナーを開催(令和4年1月20日)
最終更新日:2022年2月10日
(司会中の南部理財部次長の様子)
新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、行財政事情の厳しさが増すとともに、地域の社会的課題が複雑化するなか、効率的、効果的に社会的課題の解決を図るべく、新たな官民連携手法である成果連動型民間委託契約(PFS:Pay for Success)の活用が期待されています。
PFSは、住民にとっては行政課題が効果的に解決されることにより満足度が向上し、民間事業者にとっては事業取組の意欲が向上し、行政にとっては行政課題の解決に応じた支払いができる、まさに「三方良し」の仕組みです。
東海財務局は、PFS及びその一手法であるSIB(Social Impact Bond)の概要、補助制度等について、管内の地方公共団体、地域金融機関の皆様方にご紹介させていただく機会として、PFS/SIB活用セミナーをオンラインで開催いたしました。
セミナーでは、内閣府 成果連動型事業推進室の前田 関羽参事官補佐から政府のPFS/SIB推進について説明していただくとともに、豊田市 企画政策部未来都市推進課の丹羽 広和担当長から豊田市でSIBを活用して実施している介護予防事業「ずっと元気!プロジェクト」について説明していただきました。当日は、申込みのあった地方公共団体や地域金融機関の方々約50先にご参加いただきました。
ご参加いただいた方々からは、「基本的な説明からしていただき、初めてセミナーを受講した立場としてすごく分かりやすかったです。」や、「豊田市さんの事例の進め方を直接聞けたので非常に参考になり、自治体担当者としては良かったです。」「金融機関として期待されていることや具体的な取組事例等があれば紹介してほしい。」といったコメントをいただきました。
東海財務局では、今後も地域の皆様のニーズに沿ったセミナーを開催してまいります。
(内閣府前田補佐による講演の様子)

(豊田市丹羽担当長による講演の様子)
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