富士市立高校財政教育プログラム(令和3年10月25日、11月15日)
8月から開始した、富士市立高校での『財政教育プログラム』について、第2回目と第3回目(最終回)の授業を実施しました。
2回目の授業では、これまでの学習を踏まえた、生徒の皆さんが考える現時点での2022年の日本のビジョンと歳出・歳入の目玉政策を発表したのち、発表に対する当所職員からのコメントや質疑応答を踏まえ、再度グループワークを行いました。
グループワーク中、職員はファシリテーター役として議論をサポートし、生徒の皆さんは、職員へ積極的に質問するなど、熱心に話し合っていました。
最終回となる3回目の授業では、これまでの学習に加え、地域の高齢者や子育て世代、商工会議所青年部の方など、様々な世代の方へのインタビューを踏まえて作成した「2022年度国家予算案」を発表しました。
発表では、働き方改革を促すため、「ホワイト企業」への税制優遇措置を導入するといった案や、介護士や看護師、保育士の賃金の改善を行い、人材確保を図るといった案など、様々な政策案が出され、当所職員が発表に対するコメントを行いました。
生徒の皆さんからは、「自分たちの国のことなので、財政についてみんなで考えていく必要があると感じた。今回学んだことを今後も活かしていきたい。」といった感想やご意見をいただきました。
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