岐阜大学の学生が山県市立伊自良中学校で財政教育プログラムを実施(令和6年2月20日)
財務省東海財務局では、主権者教育の一環として「財政」を題材とした出張授業「財政教育プログラム」を行っています。また、岐阜財務事務所の取組みとして、大学生が講師役を務め、中学生や高校生に授業を実施するという官学協働の取組みを進めています。
令和6年2月20日、昨年度に引き続き、岐阜大学教育学部の学生が山県市立伊自良中学校2年生を対象に授業を実施しました。授業を実施した大学生は、事前に当所職員による財政教育プログラムを受講しており、プログラムの内容や狙いを理解した上で、授業の展開を考えました。
授業では、まず、大学生が国の財政状況についてクイズを交えながら説明しました。その後のグループワークでは校長先生も加わり、中学生が子育て支援の強化や教育環境の充実といった若年層向けの予算案を作成する一方、校長先生は自らの世代にも考慮した予算案を作成しました。これにより、授業を受けた中学生は、若年層だけでなく、様々な立場で予算案を考える必要があることを理解することができました。
岐阜財務事務所では、このような取り組みを積極的に行うことで、学生が主体となる財政教育プログラムを推進していきたいと考えています。
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