岐阜協立大学の学生が岐阜県立大垣商業高等学校で財政教育プログラムを実施(令和5年12月14日・18日・21日)
財務省東海財務局では、主権者教育の一環として「財政」を題材とした出張授業「財政教育プログラム」を行っています。また、岐阜財務事務所の取組みとして、大学生が講師役を務め、中学生や高校生に授業を実施するという官学協働の取組みを進めています。
岐阜県立大垣商業高等学校では、昨年度から財政教育プログラムを実施しているところ、今年度は、財政教育プログラムを題材とした特殊講義を受講している岐阜協立大学の学生が授業を実施しました。
事前授業(12月14日)では、大学生が予算編成シミュレーションのテーマとして、「子育てがしやすい社会」、「高齢者が暮らしやすい社会」、「SDGsを達成する社会」、「経済成長を実現する社会」の4つを提案し、グループごとにテーマを決定しました。
財政教育プログラムの本番(12月18日)では、大学生から国の財政状況の説明を受けた後、選択したテーマに沿った予算案を作成し、テーマによって予算案の内容が大きく異なることを学びました。
事後授業(12月21日)では、作成した予算案をもとに、どのような政策が考えられるかを検討しました。
授業を受けた高校生は、大学生の指導のもと、様々な立場で予算案を考えることの必要性を実感するとともに、財政を考えることを通じて人の行動変容を促すことができることを学習しました。
岐阜財務事務所では、このような取り組みを積極的に行うことで、学生が主体となる財政教育プログラムを推進していきたいと考えています。
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