岐阜県中小企業家同友会との意見交換会を開催（令和5年12月4日）
岐阜財務事務所では、令和5年12月4日、岐阜県中小企業家同友会（以下、「同友会」といいます。）及び岐阜県信用保証協会との間で意見交換会を開催しました。同友会は、県内の中小企業経営者の研究・交流のための任意団体であり、現在700名ほどの会員数を擁し、会員企業の経営環境の改善に向けた要望・提言活動や景況調査等を行っております。同友会との意見交換会は、地域連携・相互理解を深める目的で、平成29年から定期的に開催しており、今回で7回目となります。
冒頭、当事務所から「事業者支援の取組」、県保証協会より「保証承諾額等の推移」、同友会から「会員企業の景況調査分析結果」について報告を行った後、経営課題や金融機関の支援状況などについて意見交換を行いました。
意見交換では、金融機関に対して「融資に際しては、財務面等の定量評価だけでなく、もっと取組など定性評価をしてほしい」、「生産性を向上させるための前向きな資金であれば、既存融資があっても新規資金を出しやすくして欲しい」といった声がきかれました。このほか、「人手が不足している中、業界に対する新たな法規制等があると中小企業は対応が難しい」、「自発的に取引金融機関に決算書類を持っていき、コミュニケーションを取っている」など経営環境に関する悩みや金融機関との関係性を構築する取組みについて貴重なご意見を頂戴することができました。
今後もこうした機会を通じて地域との関係を一層強化し、金融機関が事業者との対話を通じて最適な支援策を講じていくよう、その対応状況を確認していきます。
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