第4回事業者支援の知見結集勉強会を開催（令和5年4月21日）
岐阜財務事務所では、コロナ禍、物価高等で厳しい経営が続く中小事業者に対し、県内金融機関がノウハウを共有し、連携して支援していくため、岐阜県信用保証協会との共催で第4回事業者支援の知見結集勉強会を開催いたしました。
今回は、県内の地域銀行、信用金庫、信用組合等の企業支援実務担当者が集まり、金融庁の渡辺室長補佐より、「業種別支援の着眼点」をテーマに、具体的な事例を交えながら、定量面・定性面において業種特性を踏まえた初動対応のポイントの説明をいただきました。その後、4グループに分かれ、各金融機関において業種ごとに着目している点や、業種ごとに抱える課題、支援の取組みなどの意見交換を実施し、知見やノウハウを共有しました。
参加者からは、「組織の垣根を越えて同じ悩みを持っている者同士、親交を深めることができる良い機会となった」、「他の金融機関の見方が参考になった」、「本勉強会で得た知見を活かして職員教育をしていきたい」などの声があり、ゼロゼロ融資の返済開始がピークを迎える令和5年度にあって、金融機関の連携及び事業者支援の知見を深める一助となったのではないかと考えます。
岐阜財務事務所では、金融行政方針等に掲げる「事業者支援態勢構築プロジェクト」を推進し、事業者支援を円滑に進めるための環境づくりに今後も取り組んでまいります。
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