岐阜県立岐阜聾学校で財政教育プログラム特別授業を実施(令和4年12月22日)
岐阜財務事務所では、令和4年12月22日、岐阜県立岐阜聾学校高等部の生徒全員を対象に「財政教育プログラム特別授業」を実施しました。
同校では初めての開催であり、聴覚に障がいのある生徒向けの授業として不備がないよう、事前に関係者と打ち合わせを重ね、手話通訳者を配置したほか、説明方法にも配慮して授業を行いました。
授業では、まず、当所職員による財政に関する講義をクイズを交えながら実施した後、「日本の財政を考えよう」と題したグループワークに取り組み、国の予算(歳入・歳出)を作成しました。
グループワークでは、生徒が3つのグループに分かれ、将来自分たちが目指す社会について考えながら予算のテーマを設定しました。その後、タブレットを操作し、歳入と歳出のバランスを考えながら調整することで、テーマに合った予算になるよう活発な議論を交わしました。
最後に、グループワーク結果の発表を行いました。子育てをしやすい社会を実現するため、保育園や公園といった子供が過ごす場所を増やす案、健康を考えてお酒やたばこの税金を増額することで財源を確保する案が出るなど、目指す社会の実現に向けて歳入と歳出のバランスを取りながら取り組む姿が見られました。
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