FD×財P(in MCL盛岡外語観光&ブライダル専門学校)の開催について
最終更新日:2026年1月15日
財務省盛岡財務事務所では、日本の財政を学びながら、この国と自分の将来について考える力を育むことを目的とした、財政教育プログラム(財P)を実施しています。
このたび、MCL盛岡外語観光&ブライダル専門学校の学生を対象に、「フューチャーデザイン(FD)※」の考えを取り入れたプログラム(FD×財P)を、以下のとおり開催いたしました。
※フューチャーデザインとは、ある課題に対し、現役世代だけでなく、その課題の影響が及ぶ将来世代の立場を踏まえて議論しようという取り組みで、参加者が「数十年先の未来から飛来した未来人」という仮想のもと、「将来世代がよりよく生きるため」に現状をどうしていくべきか思考・検討・議論を行います。
1.開催の概要
- 開催日:令和7年11月14日(金曜日)
- 会場:MCL盛岡外語観光&ブライダル専門学校
- 対象:2年生45名
- 授業の内容
日本の財政についての講義
身の回りの公共サービス・公共施設と税金の関係や、国の歳入・歳出予算の中身など、日本の財政の現状と課題について説明しました。
フューチャーデザイン(グループワーク)
学生が2050年の日本に生きる未来人になりきり、グループで2050年の日本がどうなっているかを話し合いました。その後、話し合った未来をもとに、現代の日本に戻ってアドバイスをしました。
予算編成シミュレーション(グループワーク)
未来人からのアドバイスを踏まえて、日本の未来をより良くするためには歳入と歳出をどのように増減させたらよいか話し合い、グループごとに国の予算案を作ってもらいました。最後に、作成した予算案について発表も行いました。
2.学生からの感想
- 中学・高校で税に関する講話を受けたことがあったが、財政教育プログラムをとおして改めて税金の重要さを実感するとともに、自分でも税金の使われ方についてしっかりと考えていく必要があると感じた。
- フューチャーデザインワークで将来世代の視点から日本を考えたことで、今のうちから政治に向き合い、選挙で自分たちの意思を表現することが大切であると感じた。
- 予算編成ワークをとおして、自分たちが必要だと思うことに予算を使おうとすると、結果的に増税という選択になってしまうことに気づいた。財政問題の議論では増税に焦点が当たり、不安を感じる人もいるが、納税者として税金の使い道にもっと関心を持ち、政治参加することが大切だと感じた。
3.講師から
国の予算編成というテーマは、皆さんにとって慣れない内容で、ワークの初めは少し取り掛かりづらそうにしていましたが、自分の専攻分野や日頃ニュースで耳にする話題と結びつけて考えるうちに、意見が飛び交うようになり、最終的には「予算案を考えるのは簡単だった」という声が多く挙げられました。ワークの過程で、国の財政が自分たちの生活と深く関わっていること、そして自分の中にも財政に対して考えや意見があることに気づいてくれたのではないかと期待しています。この経験をきっかけに、財政や政治に関心をもち、より良い社会の在り方について考え続けてくれることを願っています。
4.当日の授業の様子
講義の様子
グループワークの様子

グループワークの様子
本ページに関するお問い合わせ先
東北財務局 盛岡財務事務所 総務課
電話:019-625-3351

