FD×財P(in MCL盛岡外語観光&ブライダル専門学校)の開催について
最終更新日:2023年11月27日
財務省盛岡財務事務所では、日本の財政を学びながら、この国と自分の将来について考える力を育むことを目的とした、財政教育プログラム(財P)を実施しています。
このたび、MCL盛岡外語観光&ブライダル専門学校の学生の皆さまを対象に、フューチャーデザイン(FD)の考え※を取り入れたプログラム(FD×財P)を、以下のとおり開催いたしました。
※フューチャーデザインとは、「数十年先の未来からタイムマシンで飛来した未来人」という仮想のもと、「将来世代がよりよく生きるため」という観点から、思考・検討・議論する手法です。
1.開催の概要
- 開催日:令和5年10月20日(金曜日)
- 会場:MCL盛岡外語観光&ブライダル専門学校
- 対象:2年生7人
- 授業の内容:
- 日本の税と財政についての説明
歳入歳出予算や国債発行残高の推移、日本の税金の種類などについて、財務事務所職員が講師となって説明しました。
- フューチャーデザインについての説明
フューチャーデザインについて、考え方の特徴などを説明した後、学生が未来人になりきり、現在の日本にメッセージを送るというワークショップを行いました。
- グループワーク
上記のメッセージを踏まえ、グループごとに来年度の歳入歳出をどのように増減させるか、既存の予算にとらわれず自由な発想で話し合いを行ってもらいました。最後に、検討した予算についての発表も行いました。
2.学生の皆さまからの声
- 公共の施設やサービスは、私たちの生活に役立っていることがよく分かった。
- 国の予算を考えることは、とても難しいと思った。今だけでなく将来のこともよく考えて何を増やして減らすのかを考えることが大切だと分かった。
- グループワークで新しい税金を作ったり、今まで考えたことがなかったことを考えるきっかけになった。
3.講師から
講義では国の歳入歳出だけでなく、学生の皆さんにとって身近な税金についても説明したため、グループワークでも自分自身の生活に照らしながら、活発に議論している姿が印象的でした。今回の講義が財政を自分事として捉え、より関心を持ってもらうきっかけになれば幸いです。
4.当日の授業の模様
講師が学生に説明している様子
グループワークの話し合いの様子
本ページに関するお問い合わせ先
東北財務局 盛岡財務事務所 総務課
電話:019-625-3351