租税教室×財P(in 岩手県立福岡高等学校)の実施について
最終更新日:2024年2月26日
財務省盛岡財務事務所では、日本の財政を学びながら、この国と自分の将来について考える力を育むことを目的とした、財政教育プログラム(財P)を実施しています。
このたび、岩手県立福岡高等学校の生徒の皆さまを対象に、租税教室とコラボしたプログラムを、以下のとおり実施いたしました。(本授業では、フューチャーデザインの考えを取り入れたワークも実施しております。)
※フューチャーデザインとは、「数十年先の未来からタイムマシンで飛来した未来人」という仮想のもと、「将来世代がよりよく生きるため」という観点から、思考・検討・議論する手法です。
1.概要
- 実施日:令和6年1月19日(金曜日)
- 会場:岩手県立福岡高等学校
- 対象:3年生11人
- 授業の内容:
- 税についての説明
税金の必要性や種類、仕組みなどについて、税務署職員が講師となって説明しました。 - 財政についての説明
歳入歳出予算や国債発行残高の推移などについて、財務事務所職員が講師となって説明しました。 - フューチャーデザインについての説明
フューチャーデザインについて、考え方の特徴などを説明した後、生徒が未来人になりきり、現在の日本にメッセージを送るというワークショップを行いました。 - グループワーク
上記のメッセージを踏まえ、グループごとに来年度の歳入歳出をどのように増減させるか、既存の予算にとらわれず自由な発想で話し合いを行ってもらいました。最後に、検討した予算についての発表も行いました。
2.生徒の皆さまからの声
- これから社会に出て、納める税が今までより増えると思うが、しっかり税を納めて国を支えていきたい。
- グループ内で新しい税の話や、今の日本の現状について話すことが出来て、新しい知識が増えた。
- 選挙の投票をする時は、しっかり考えて投票するようにしたい。
3.講師から
4.当日の授業の模様
税務署職員による税の講義の様子
財務事務所職員による財政の講義の様子
グループワークの様子
本ページに関するお問い合わせ先
東北財務局 盛岡財務事務所 総務課
電話:019-625-3351