ページ本文

租税教室×財P(in 岩手県立福岡高等学校)の開催について

1.開催の概要

  1. 開催日:令和7年1月20日(月曜日)
  2. 会場:岩手県立福岡高等学校
  3. 対象:3年生7名
  4. 授業の内容:

税についての講義

税金の必要性や種類、仕組みなどについて、税務署職員が講師となって説明しました。

財政についての講義

歳入歳出予算や国債発行残高の推移などについて、財務事務所職員が講師となって説明しました。

フューチャーデザイン(グループワーク)

 生徒が2050年の日本に生きる未来人になりきり、2050年の日本がどうなっているかを話し合いました。その後、話し合った未来をもとに、現代の日本に戻ってアドバイスをしました。

予算編成シミュレーション(グループワーク)

 未来人からのアドバイスを踏まえて、日本の未来をよりよくするためには歳入と歳出をどのように増減させたらよいか話し合い、グループごとに国の予算案を作ってもらいました。最後に、作成した予算案について発表も行いました。

2.生徒からの感想

  •  税金の使われ方や日本の借金について、我々がよく知っておくべきだと思った。
  •  フューチャーデザインをとおして、未来が悪い方向にいかないように今からできることをやらなければならないと思った。
  •  予算編成で減らしたい項目と増やしたい項目がそれぞれあったけれど、今の状況に困っている人もいれば満足している人もいることを考えると、現在のバランスを変えることの難しさを感じた。

3.講師から

 予算編成シミュレーションで「これ減らせるんじゃない?」で始まった議論が「やっぱり必要かも…」に変わって、なかなか決断できない場面が多くあったことが印象的でした。すべての事情に配慮した予算編成は難しい中で、日本の財政の問題に向き合い、未来を意識した意見もたくさん出て、未来を作っていく立場の高校生の皆さんが非常に頼もしく感じました。
 今回の授業が、財政への関心が高まるきっかけとなれば幸いです。

4.当日の授業の様子

財政の講義の様子

フューチャーデザインワークの様子

予算編成シミュレーションワークの様子

本ページに関するお問い合わせ先

東北財務局 盛岡財務事務所 総務課
電話:019-625-3351

PDFファイルをご覧いただくにはAdobe Acrobat Reader(無償)が必要です。
ダウンロードした後インストールしてください。

Get Adobe Acrobat Reader