FD×財P(in 岩手県立南昌みらい高等学校)の開催について
最終更新日:2026年4月9日
財務省盛岡財務事務所では、日本の財政を学びながら、この国と自分の将来について考える力を育むことを目的とした、財政教育プログラム(財P)を実施しています。
このたび、岩手県立南昌みらい高等学校の生徒を対象に、「フューチャーデザイン(FD)※」の考えを取り入れたプログラム(FD×財P)を、以下のとおり開催いたしました。
※フューチャーデザインとは、ある課題に対し、現役世代だけでなく、その課題の影響が及ぶ将来世代の立場を踏まえて議論しようという取り組みで、参加者が「数十年先の未来から飛来した未来人」という仮想のもと、「将来世代がよりよく生きるため」に現状をどうしていくべきか思考・検討・議論を行います。
1.開催の概要
- 開催日:令和8年3月17日(火曜日)、令和8年3月18日(水曜日)
- 会場:岩手県立南昌みらい高等学校
- 対象:2年生431名
- 授業の内容
日本の財政についての講義
身の回りの公共サービス・公共施設と税金の関係や、国の歳入・歳出予算の中身など、日本の財政の現状と課題について説明しました。
フューチャーデザイン(グループワーク)
生徒が2050年の日本に生きる未来人になりきり、グループで2050年の日本がどうなっているかを話し合いました。その後、話し合った未来をもとに、現代の日本に戻ってアドバイスをしました。
予算編成シミュレーション(グループワーク)
未来人からのアドバイスを踏まえて、日本の未来をより良くするためには歳入と歳出をどのように増減させたらよいか話し合い、グループごとに国の予算案を作ってもらいました。最後に、作成した予算案について発表も行いました。
2.生徒からの感想
- これまでも政治に対して「こうしてほしい」と思うことが多かったけれど、今回の講義で日本の財政状況について学び、その実現には財源の問題があることに気づかされた。
- 日本の財政について友達と真剣に話し合う機会はあまりなかったが、ワークを通して議論することの楽しさを知り、もっとやってみたいと思った。
- 予算編成ワークではどんな日本にしたいかを整理しながら考えることで、理想と現実に違いがあることに気づいた。だからこそ、政治家がどのような政策を目指しているかを知ったうえで、選挙で自分の考えに合う立候補者に投票したいと思った。
3.講師から
18歳を目前に控えた高校2年生の皆さんにとって、日本の財政問題は今後ますます身近に感じられる場面が増えていくと思います。一方で財政を学ぶことは、大人になるにつれて自分自身で積極的に機会を作らない限り、案外難しくなっていきます。だからこそ、まずは日頃からニュースに耳を傾けたり、日本の未来を想像したりしながら、「財政を知ろうとする姿勢」を今のうちから大切に育んでほしいと思います。今回の授業が、そのきっかけとなれば幸いです。
4.当日の授業の様子

講義の様子

グループワークの様子

予算案発表の様子
本ページに関するお問い合わせ先
東北財務局 盛岡財務事務所 総務課
電話:019-625-3351

