FD×財P(in MCL盛岡情報ビジネス&デザイン専門学校)の開催について
最終更新日:2026年3月2日
財務省盛岡財務事務所では、日本の財政を学びながら、この国と自分の将来について考える力を育むことを目的とした、財政教育プログラム(財P)を実施しています。
このたび、MCL盛岡情報ビジネス&デザイン専門学校の学生を対象に、「フューチャーデザイン(FD)※」の考えを取り入れたプログラム(FD×財P)を、以下のとおり開催いたしました。
※フューチャーデザインとは、ある課題に対し、現役世代だけでなく、その課題の影響が及ぶ将来世代の立場を踏まえて議論しようという取り組みで、参加者が「数十年先の未来から飛来した未来人」という仮想のもと、「将来世代がよりよく生きるため」に現状をどうしていくべきか思考・検討・議論を行います。
1.開催の概要
- 開催日:令和7年12月10日(水曜日)
- 会場:MCL盛岡情報ビジネス&デザイン専門学校
- 対象:1年生から3年生 36名
- 授業の内容
日本の財政についての講義
身の回りの公共サービス・公共施設と税金の関係や、国の歳入・歳出予算の中身など、日本の財政の現状と課題について説明しました。
フューチャーデザイン(グループワーク)
学生が2050年の日本に生きる未来人になりきり、グループで2050年の日本がどうなっているかを話し合いました。その後、話し合った未来をもとに、現代の日本に戻ってアドバイスをしました。
予算編成シミュレーション(グループワーク)
未来人からのアドバイスを踏まえて、日本の未来をより良くするためには歳入と歳出をどのように増減させたらよいか話し合い、グループごとに国の予算案を作ってもらいました。最後に、作成した予算案について発表も行いました。
2.学生からの感想
- フューチャーデザインワークで未来の社会を想像するのは難しかったが、現在の課題が未来まで放置されるとどうなるかを考えるきっかけになった。
- 予算編成ワークで、各予算項目について増減させるメリット・デメリットを考えながら取り組んだ。そうすると、現在の予算からあまり削れるところがないと感じた一方で手厚くしたい項目が多く、財源確保の難しさを感じた。
- チームでの話し合いを通じて、予算の増減による社会への影響を多角的に考えることができてよかった。
3.講師から
「日本の財政」というテーマに対して、当初学生は難しく考えていたようですが、グループワークで互いに議論するなかで、少子高齢化やAIの進展といった具体的なテーマを切り口にして予算を作成していこうという姿勢が伝わってきました。発表の際には、歳入と歳出の各部分で、自分たちが理想とする社会のために予算の姿を明確にしていたことが印象的でした。
講義の最後に、選挙で投票に行くことによって自らの意思を示していくことが大切になるとお話ししましたが、今回のグループワークでの実践を通して一人ひとりが、将来の日本について考えるきっかけとなれば幸いです。
4.当日の授業の様子
講義の様子
グループワークの様子

予算案発表の様子
本ページに関するお問い合わせ先
東北財務局 盛岡財務事務所 総務課
電話:019-625-3351

