FD×財P(in 岩手県立久慈翔北高等学校)の開催について
最終更新日:2026年10月19日
財務省盛岡財務事務所では、日本の財政を学びながら、この国と自分の将来について考える力を育むことを目的とした、財政教育プログラム(財P)を実施しています。
このたび、岩手県立久慈翔北高等学校の生徒を対象に、フューチャーデザイン(FD)(※1)の考えを取り入れたプログラム(FD×財P)を、以下のとおり開催いたしました。
また、今回の開催にあたっては、東北活性化研究センター様が実施している「TOHOKUわくわくスクール」(※2)のパンフレットに掲載していただいたことで、久慈翔北高等学校での開催に繋がりました。
※1 フューチャーデザインとは、ある課題に対し、現役世代だけでなく、その課題の影響が及ぶ将来世代の立場を踏まえて議論しようという取り組みで、参加者が「数十年先の未来から飛来した未来人」という仮想のもと、「将来世代がよりよく生きるため」に現状をどうしていくべきか思考・検討・議論を行います。
※2 TOHOKUわくわくスクールとは、東北6県並びに新潟県の小学生・中学生・高校生を対象とし、当地域に所在し活躍している様々な分野の企業や団体とを繋ぐ出前授業です。学問の面白さ・楽しさに触れつつ、地元の企業や団体の活動内容に触れることで、地元の地域社会・産業の理解を深めると共に、将来の選択肢の参考としてもらうことを目的としています。
1.開催の概要
- 開催日:令和8年10月2日(金曜日)
- 会場:岩手県立久慈翔北高等学校
- 対象:3年生12名
- 授業の内容
日本の財政についての講義
身の回りの公共サービス・公共施設と税金の関係や、国の歳入・歳出予算の中身など、日本の財政の現状と課題について説明しました。
フューチャーデザイン(グループワーク)
生徒が2050年の日本に生きる未来人になりきり、グループで未来の日本がどうなっているかを話し合いました。その後、話し合った未来をもとに、現代の日本に戻ってアドバイスをしました。
予算編成シミュレーション(グループワーク)
未来人からのアドバイスを踏まえて、日本の未来をより良くするためには歳入と歳出をどのように増減させたらよいか話し合い、グループごとに国の予算案を作ってもらいました。最後に、作成した予算案について発表を行いました。
2.生徒からの感想
- 財政や社会保障制度について日本の現状や課題を理解し、その解決に向けて必要な対策について、グループで積極的に意見を出し合うことができた。
- 他のグループの発表を聞き、自分たちのグループにはなかった発想や考え方に触れることができ、興味深かった。
- これからは自分たちが日本を支えていく世代になるという意識を持ち、財政や社会の課題を他人事とせず、自分事として考え、解決に向けて主体的に取り組んでいきたい。
3.講師から
今回は、生活の中で意識することが少ないと思われる「これからの日本の財政」を題材として予算編成ワークに取り組んでもらいました。日本が抱える課題へ対処する必要性や社会の変化を捉えた新たな税をつくるといった、グループ毎にそれぞれの着眼や発想をもとに財政基盤を良くしようと取り組んでおり、楽しくも新鮮な気持ちで内容を聞かせてもらいました。プログラムを通じて、日本をより良くしていくため社会とどう向き合っていくか考えるきっかけになったのであれば講師として嬉しく思います。これからも社会の仕組みに目を向けて、一人一人が未来を動かす力になっていってください。
4.当日の授業の様子

講義の様子

グループワークの様子

予算案発表の様子
本ページに関するお問い合わせ先
東北財務局 盛岡財務事務所 総務課
電話:019-625-3351

