財政教育プログラム(in 岩手大学教育学部附属中学校)の開催について
最終更新日:2022年2月21日
財務省盛岡財務事務所では、日本の財政を学びながら、この国と自分の将来について考える力を育むことを目的とした、財政教育プログラムを実施しています。
このたび、岩手大学教育学部附属中学校の生徒の皆さまを対象に、以下のとおり開催いたしました。
1.開催の概要
- 開催日:令和4年1月18日(火曜日)
- 会場:岩手大学教育学部附属中学校
- 対象:中学3年生129人
- 授業の内容:
<講義>15分
各教室へのリモート配信により、公共サービスに関するクイズを織り交ぜながら、歳入歳出予算や
国債発行残高の推移などについて、財務事務所職員が講師となって説明しました。
<グループワーク>80分
予算編成を模擬体験し、発表と質疑応答を行いました。予算を編成するときは、班ごとにテーマなどを
予算編成を模擬体験し、発表と質疑応答を行いました。予算を編成するときは、班ごとにテーマなどを
話し合い、タブレットを使って金額をシミュレーションします。その後、各班から編成した予算について
説明してもらい、他の班からの質問を受け付けます。
2.生徒の皆さまからの声
- 自分達で実際に予算編成に取り組む事で、財政を分かりやすく理解できた。
- 現状に合わせて予算を考えているグループや、将来を見据えているグループなどがあり、自分とは違う考え方を得られた。
- 財政について初めて深く考えたが、この授業を受けて少し日本の政治に対する目が変わった気がする。
- 自分に選挙権が与えられたら、誰がどんな社会を目指しお金を使おうとしているかも、投票の要素にできたらいいと思った。若い世代が参政することは大事だ。
3.講師から
- 「どの世代に対しどんな政策を実施するか」や、新型コロナウイルスが経済に及ぼす影響などを考慮しながら議論する姿が印象的でした。
- 理想とする日本の将来を見据えながら予算を編成することは難しかったと思いますが、これをきっかけに日本の財政に興味を持ってもらえたら嬉しいです。
4.当日の授業の模様
リモートによる講義の様子
グループワークの様子
本ページに関するお問い合わせ先
東北財務局 盛岡財務事務所 総務課
電話:019-625-3351