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FD×地方財P(in 岩手県立山田高等学校)の開催について

 財務省盛岡財務事務所では、日本の財政を学びながら、この国と自分の将来について考える力を育むことを目的とした、財政教育プログラム(財P)を実施しています。
 このたび、岩手県立山田高等学校の生徒を対象に、山田町の財政(地方財政)と「フューチャーデザイン(FD)※」の考えを取り入れたプログラム(FD×地方財P)を、山田町との共同開催により以下のとおり開催いたしました。


※フューチャーデザインとは、ある課題に対し、現役世代だけでなく、その課題の影響が及ぶ将来世代の立場を踏まえて議論しようという取り組みで、参加者が「数十年先の未来から飛来した未来人」という仮想のもと、「将来世代がよりよく生きるため」に現状をどうしていくべきか思考・検討・議論を行います。

1.開催の概要

  1. 開催日:令和8年5月15日(金曜日)
  2. 会場:岩手県立山田高等学校
  3. 対象:2年生15名
  4. 授業の内容

 日本の財政についての講義

 身の回りの公共サービス・公共施設と税金の関係や、国の歳入・歳出予算の中身など、国の財政の現状と課題について山田町の財政との関係を交えながら説明しました。

 フューチャーデザイン(グループワーク)

 生徒が2050年の山田町に生きる未来人になりきり、2050年の山田町がどうなっているかを話し合いました。その後、話し合った未来をもとに、現代の山田町に向けてアドバイスをしました。

 予算編成シミュレーション(グループワーク)

 未来人からのアドバイスを踏まえて、山田町をより良くするためにはどのような取り組みを行い、歳入と歳出をどのように増減させたらよいか話し合い、グループごとに町の予算案を作ってもらいました。最後に、作成した予算案について発表も行いました。

2.生徒からの感想

  •  フューチャーデザインワークを通して、まちづくりには、今だけでなく将来の住人にとっても暮らしやすい町にするという視点が大事だと学んだ。
  •  予算編成ワークを体験して、町が公共サービスを提供するには、得られる効果だけでなく、必要な財源や新たに生じる課題も考える必要があり、政策を実施するまでの難しさを実感した。
  •  まちづくりにはさまざまな立場の人のことを考えながら進める必要があり、理想のまちを実現するには多くの人の意見や協力が欠かせないと感じた。

3.講師から

 地方財政教育プログラムは、生徒がワークを通じて地元を見つめ直し、「どんな町に住みたいか」や「何が必要か」を考えるきっかけの場です。理想のまちを描くだけでなく、その実現に必要な財源を誰が負担するのかまで考えることは、簡単ではなかったと思いますが、難しさの中にこそ、地元への愛着やまちづくりへの参加意欲が育まれることを実感していただけたら、講師としてとても嬉しく感じます。
 今回の学びを活かして、ぜひ自分たちの声でまちづくりに貢献してほしいと願っています。

4.当日の授業の様子

スクリーンに資料を投影し、講師が資料を説明しながら講義を行っている様子

講義の様子

 

数人ずつのグループで、2050年の山田町の状況について意見を出し合っている様子

予算編成ワークの様子

グループでの話し合いが終わり、予算案の発表をする様子
予算案発表の様子

本ページに関するお問い合わせ先

東北財務局 盛岡財務事務所 総務課
電話:019-625-3351

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