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租税教室×財P(in 岩手大学教育学部附属小学校)の開催について

 財務省盛岡財務事務所では、日本の財政を学びながら、この国と自分の将来について考える力を育むことを目的とした、財政教育プログラム(財P)を実施しています。

 このたび、岩手大学教育学部附属小学校の児童を対象に、租税教室とタイアップした授業を、以下のとおり開催いたしました。

 

※租税教室とは、次代を担う児童・生徒たちに税の意義や役割を正しく理解してもらい、社会の構成員として税金を納め、その使い道に関心を持ち、さらには納税者として社会や国の在り方を主体的に考えるという自覚を育てることを目的とした、国税庁主体の取組みです。  

1.開催の概要

  1. 開催日:令和5年6月26日(月曜日)
  2. 会場:岩手大学教育学部附属小学校
  3. 対象:小学6年生を中心とした4クラス(一部複式学級)
  4. 授業の内容:
  • 日本の租税と財政についての説明
    前半は、税金に関するクイズを交えながら、税金の種類や必要性について説明。後半は、日本の歳入歳出予算や借金問題について説明し、租税と財政に関する理解を深めていただきました。
  • グループワーク
    予算編成を模擬体験し、発表と質疑応答を行いました。日本が100人の村で100万円の予算だったら?という想定のもと、班ごとに「どんな予算にしたいか」を話し合い、タブレットを使って金額のシミュレーションを行いました。最後に、検討した予算についての発表も行いました。

2.児童の皆さまからの声

 

  • 租税のことを学んで、税金との関わりが自分の身近にこんなにあったんだということが分かった。
  • 日本の財政のことはお父さんやお母さんから聞いて知っていたけど、実際にグループで日本村の予算を考えることで、財政のことを詳しく知ることができた。
  • グループワークでは借金をなくすためにいろいろ調整したけれど、防衛費をかなり減らしてしまい、心配な村になってしまったので、予算を決めるのは難しいと思った。

3.講師から

 

 講義では、歳出だけでなく租税を中心とした歳入にも着目して説明したため、グループワークでもその点について活発に議論している班が多く見受けられました。これをきっかけに、今後も日本の財政に関心を持ち続けてほしいと思います。

4.当日の授業の模様

講師が児童に説明している様子

 

児童がタブレットを操作して予算を増減させている様子

本ページに関するお問い合わせ先

東北財務局 盛岡財務事務所 総務課
電話:019-625-3351
 

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