租税教室×財P(in 岩手県立大東高等学校)の開催について
最終更新日:2025年1月15日
財務省盛岡財務事務所では、日本の財政を学びながら、この国と自分の将来について考える力を育むことを目的とした、財政教育プログラム(財P)を実施しています。
このたび、岩手県立大東高等学校の生徒を対象に、租税教室(※1)とタイアップした授業を、以下のとおり開催いたしました。(本授業では、フューチャーデザイン(※2)の考えを取り入れたワークも実施しております。)
※1 租税教室とは、次代を担う児童・生徒たちに税の意義や役割を正しく理解してもらい、社会の構成員として税金を納め、その使い道に関心を持ち、さらには納税者として社会や国の在り方を主体的に考えるという自覚を育てることを目的とした、国税庁主体の取組みです。
※2 フューチャーデザインとは、ある課題に対し、現役世代だけでなく、その課題の影響が及ぶ将来世代の立場を踏まえて議論しようという取り組みで、参加者が「数十年先の未来から飛来した未来人」という仮想のもと、「将来世代がよりよく生きるため」に現状をどうしていくべきか思考・検討・議論を行います。
このたび、岩手県立大東高等学校の生徒を対象に、租税教室(※1)とタイアップした授業を、以下のとおり開催いたしました。(本授業では、フューチャーデザイン(※2)の考えを取り入れたワークも実施しております。)
※1 租税教室とは、次代を担う児童・生徒たちに税の意義や役割を正しく理解してもらい、社会の構成員として税金を納め、その使い道に関心を持ち、さらには納税者として社会や国の在り方を主体的に考えるという自覚を育てることを目的とした、国税庁主体の取組みです。
※2 フューチャーデザインとは、ある課題に対し、現役世代だけでなく、その課題の影響が及ぶ将来世代の立場を踏まえて議論しようという取り組みで、参加者が「数十年先の未来から飛来した未来人」という仮想のもと、「将来世代がよりよく生きるため」に現状をどうしていくべきか思考・検討・議論を行います。
1.開催の概要
- 開催日:令和6年10月25日(金曜日)
- 会場:岩手県立大東高等学校
- 対象:3年生26名
- 授業の内容
- 税についての説明
税金の必要性や種類、仕組みなどについて、税務署職員が講師となって説明しました。
- 財政についての説明
歳入歳出予算や国債発行残高の推移などについて、財務事務所職員が講師となって説明しました。
- フューチャーデザイン(グループワーク)
生徒が2050年の日本に生きる未来人になりきり、2050年の日本がどうなっているかを話し合いました。
その後、話し合った未来をもとに、現代の日本に戻ってアドバイスをしました。
- 予算編成シミュレーション(グループワーク)
未来人からのアドバイスを踏まえて、日本の未来をよりよくするためには歳入と歳出をどのように増減させたらよいか話し合い、グループごとに国の予算案を作ってもらいました。最後に、作成した予算案について発表も行いました。
2.生徒からの感想
- 税金がどのようなことに使われているか、財政がどのように動いているかを学び、借金に依存していて将来の人たちに負担がかかっていると知り、将来の人たちのためにどうすれば借金を減らせるのか自分たちで考えることができた。
- 予算編成ワークをとおして、1つ1つの税について何を増やして、何を減らせばいいのか、どうしたら平等になるかを考えるきっかけとなった。
3.講師から
皆さん慣れないグループワークで大変だったと思いますが、各グループともたくさん話し合いを行っており、とても良かったです。本日学んだことを活かし、今後の日本はどのような国になっていけば良いか考えながら成長していただければと思っております。
4.当日の授業の模様
フューチャーデザインについて説明している様子
タブレットで予算編成シミュレーションを行っている様子
本ページに関するお問い合わせ先
東北財務局 盛岡財務事務所 総務課
電話:019-625-3351