金融経済教育講座「令和5年度 高校生等を対象とした金融経済セミナー」(in一関学院高等学校)の開催について
最終更新日:2024年3月28日
盛岡財務事務所では、地域連携・地方創生に向けた取組みの一環として、当所職員が地域に直接出向き、金融知識の普及・向上を目的とした金融経済教育講座を実施しています。
このたび、一関信用金庫が開催した「金融リテラシー教室」において、一関学院高等学校2年生の生徒の方々を対象に、社会人に必要な金融知識に関する金融経済セミナーを開催しました。
このたび、一関信用金庫が開催した「金融リテラシー教室」において、一関学院高等学校2年生の生徒の方々を対象に、社会人に必要な金融知識に関する金融経済セミナーを開催しました。
1.講座の概要
- 開催日:令和6年1月29日(月曜日)
- 会場:一関学院高等学校
- 対象:2年生118名
- 講座内容:「ひとり立ちに必要なお金の知識」
【家計(お金)の管理について】
生徒の皆さんが、今後自らが経済活動を行っていく上で、適切な判断をするための金融リテラシーの必要性について、事前学習として将来の収入と支出の生活費をシミュレーションするワークシートに記入していただいた上で、生徒同士のグループワークによる意見交換、生徒と教諭、講師との対話を通じて、能動的に学びました。
クレジットカードを身近な事例として取り上げ、代表的な資金決済方法(一括・分割・リボ)や、決済方法に応じた手数料負担(イメージ)について学びました。
また、イラストを活用しながら、近年普及しているキャッシュレス決済の基本的な仕組みについても学びました。
【資産形成について】
家計管理を基盤とした将来の資産形成に向け、貯蓄と投資の違いや安定的な資産形成の基本的なポイントについて学びました。
2.学校からの声
- 生徒がグループで話し合うことができるように工夫されており、興味深い講座であった。
- 講座で取り上げたテーマは、高校2年生の生徒達にとって、1、2年後、自分から考えなければならないことから、良い機会だと感じた。
3.生徒からの声
- お金の使い方を誤らないために、しっかりと計画を立てることが大切だと分かった。
- お金の管理をきちんとしていなければ、人生を送る上でお金に振り回されてしまうので、家計簿をつけるなどをしてしっかり管理できるようにしたい。
- 短い時間の中で、お金のことについて詳しく知ることができて良かった。これからは、自分でお金のことに向き合い、今日学んだことを生かそうと思った。
- 今からお金の管理を自分で行い、将来お金の管理が甘くならないようにしたい。
4.講演者から
- 2年生の生徒の皆さんが、資産形成の視点を踏まえた家計管理の基本を理解することで、卒業後の進路、将来の生活設計をより現実的に捉えるきっかけになることを期待し、講座を担当させていただきました。
5.当日の講座の模様
講座の様子その1
講座の様子その2
本ページに関するお問い合わせ先
東北財務局 盛岡財務事務所 理財課
電話:019-625-3353