ページ本文

金融経済教育講座「令和4年度 高校生等を対象とした金融経済セミナー」(in岩手県立住田高校)の開催について

 盛岡財務事務所では、地域連携・地方創生に向けた取組みの一環として、当所職員が地域に直接出向き、金融知識の普及・向上を目的とした金融経済教育講座を実施しています。
  このたび、岩手県立住田高等学校において、卒業を間近に控えた学生の方々を対象に、社会人に必要な金融知識に関する金融経済セミナー(主催:岩手県金融広報委員会※)を開催しました。

※岩手県金融広報委員会:
 岩手県、日本銀行盛岡事務所、東北財務局盛岡財務事務所、県内の金融機関などによって構成する団体。中立・公正な立場から、暮らしに身近な金融に関する情報を提供しています。

1.講座の概要

  1. 開催日:令和5年2月1日(水曜日)
  2. 会場:岩手県立住田高等学校
  3. 対象:3年生25名
  4. 講座内容:「ひとり立ちに必要なお金の知識」
    【家計(お金)の管理について】
     生徒の皆さんが、今後自らが経済活動を行っていく上で、適切な判断をするための金融リテラシーの必要性について、将来の収入と支出の生活費をシミュレーションする個人ワークや、生徒同士のグループワークによる意見交換、生徒と教諭、講師との対話を通じて、能動的に学びました。
     クレジットカードを身近な事例として取り上げ、代表的な資金決済方法(一括・分割・リボ)や、決済方法に応じた手数料負担(イメージ)について学びました。
     また、イラストを活用しながら、近年普及しているQRコード・バーコード決済の基本的な仕組みについても学びました。

    【日常生活で遭遇する金融トラブルを紹介】
     金融特殊詐欺犯罪の手口や典型的な悪質商法を紹介し、金融トラブルへの対処方法について学びました。

2.生徒からの声

  • 給料の手取り額は、税金と社会保険料を差し引いた金額だと知ることはとても重要であると思いました。また、支出を抑えて生活することが大切であると思いました。
  • クレジットカードの支払いは後払いであることや分割払いを選択することで利息を支払わなければならないことを初めて知りました。

3.講演者から

 

  • 高校卒業後に必要となる生活費を考えてみるワークでは、生徒の皆さん一人ひとりが自分の将来を思い浮かべ、真剣に取り組んでいる姿が印象的でした。社会に出ると、お金が今まで以上に身近な存在になっていくと思います。皆さんがお金と上手につき合っていくための手助けが、少しでもできていれば幸いです。

4.当日の講座の模様

講師が将来のなりたい姿について説明している様子

講座の様子その1

 

講師が資産形成について説明している様子

講座の様子その2

 

 

 

 

本ページに関するお問い合わせ先

東北財務局 盛岡財務事務所 理財課

電話:019-625-3353
 

PDFファイルをご覧いただくにはAdobe Acrobat Reader(無償)が必要です。
ダウンロードした後インストールしてください。

Get Adobe Acrobat Reader