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金融経済教育講座「令和4年度 高校生等を対象とした金融経済セミナー」(in岩手県立宮古水産高等学校)の開催について

 盛岡財務事務所では、地域連携・地方創生に向けた取組みの一環として、当所職員が地域に直接出向き、金融知識の普及・向上を目的とした金融経済教育講座を実施しています。
  このたび、岩手県立宮古水産高等学校において、卒業を間近に控えた学生の方々を対象に、社会人に必要な金融知識に関する金融経済セミナー(主催:岩手県金融広報委員会※)を開催しました。

※岩手県金融広報委員会:
 岩手県、日本銀行盛岡事務所、東北財務局盛岡財務事務所、県内の金融機関などによって構成する団体。中立・公正な立場から、暮らしに身近な金融に関する情報を提供しています。

1.講座の概要

  1. 開催日:令和5年2月10日(金曜日)
  2. 会場:岩手県立宮古水産高等学校
  3. 対象:3年生 38名
  4. 講座内容:「ひとり立ちに必要なお金の知識」
    【家計(お金)の管理について】
     生徒の皆さんが、今後自らが経済活動を行っていく上で、適切な判断をするための金融リテラシーの必要性について、将来の収入と支出の生活費をシミュレーションする個人ワークや、生徒同士のグループワークによる意見交換、生徒と教諭、講師との対話を通じて、能動的に学びました。
     クレジットカードを身近な事例として取り上げ、代表的な資金決済方法(一括・分割・リボ)や、決済方法に応じた手数料負担(イメージ)について学びました。
     また、イラストを活用しながら、近年普及しているQRコード・バーコード決済の基本的な仕組みについても学びました。
     
    【日常生活で遭遇する金融トラブルを紹介】
     金融特殊詐欺犯罪の手口や典型的な悪質商法を紹介し、金融トラブルへの対処方法について学びました。

2.学校からの声

  • 外部講師による講話により、生徒たちは効果的に学ぶことができたと思います。

3.生徒からの声

  • ワークをとおして、自分の収入から支出するお金の使い方について改めて学ぶことができた。
  • 自分自身が自立していくためにも、クレジットカードの使い方についてしっかり考えて生活していきたい。

4.講演者から

 

  • 卒業を間近に控えた生徒の皆さんには、ひとり立ちに必要な金融知識を学び、今後の生活に役立てていただければと思います。

5.講座で使用した資料(一部抜粋)

家計管理について説明するスライドと収入と支出を記入するワークシートスライド
講座で使用した資料その1

クレジットカード支払方法の比較と具体的な支払い事例を紹介するスライド
講座で使用した資料その2

 

本ページに関するお問い合わせ先

東北財務局 盛岡財務事務所 理財課

電話:019-625-3353
 

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