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地域金融に関する座談会の開催について(第5回)

 東北財務局盛岡財務事務所は、岩手県内信用金庫職員の皆様と地域金融に関する座談会を開催いたしました。この取組は、地域金融の第一線で活躍する信用金庫職員の皆様に、日頃から業務を通じて感じている地域の課題や前向きな取組などを情報共有していただき、各金庫における課題解決につなげていただくことを目的に開催しているものです。

 今回は5回目の開催となり、事業者支援に関する知見・スキル向上を目的に日本政策金融公庫盛岡支店よりご講話をいただいたほか、座談会では職場内での業務の変化や取引先への対応状況について広く情報交換を行いました。

 取組の概要及びこれまでの実施状況は、『岩手県内信用金庫の職員による座談会』(PDF形式:507.9KB)をご覧ください。

1.開催概要

  • 開催日:令和7年2月27日(木曜日)

  • 第一部:日本政策金融公庫講話「創業審査の着眼点について」

  • 第二部:座談会「私を取り巻く環境変化について」

  • 座談会参加者:岩手県内信用金庫職員5名、日本政策金融公庫盛岡支店職員1名

  • 協力:日本政策金融公庫盛岡支店、岩手県内6信用金庫、岩手県信用金庫協会

2.当日の主なご発言

  • 金利上昇局面において、利上げ交渉の経験がない職員が多いなか、短期資金の実行時においては、取引先の状況をよく分析のうえ顧客と対話する能力が必要になっている。
  • 地図から顧客情報を確認できるシステムを使用。蓄積されたデータから期待される取引を提示する機能があり、若手職員が訪問先を選ぶ際の参考にしている。
  • 外部機関と連携した人材育成の機会はいくつか設けられているものの、地区ごとのニーズに合ったテーマとするなど、実践的な人材育成の機会がもっと増えることを望んでいる。

3.当事務所から

  • 今回は初めて、日本政策金融公庫様のご協力のもと、講話を併せて開催しました。信用金庫の若手職員の皆様が融資審査実務のポイントを学ぶ機会となったほか、各金庫における前向きな取組などを情報共有でき、有意義な場になったと感じています。今回の座談会を一つのきっかけとして、今後、課題解決に向けたネットワークが広がっていくことを期待しています。

4.当日の模様

講師がプロジェクター投影で説明し、参加者が挙手をしている様子

講話の様子

参加差同士が会議室でテーブルを囲み情報交換している様子

座談会で参加者同士が情報交換している様子

本ページに関するお問い合わせ先

東北財務局盛岡財務事務所理財課

電話:019-625-3353

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