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金融経済教育講座「令和3年度 高校生等を対象とした金融経済セミナー」(in 鹿島学園高等学校DSC北上キャンパス)の開催について

 

 盛岡財務事務所では、地域連携・地方創生に向けた取組みの一環として、当所職員が地域に直接出向き、金融知識の普及・向上を目的とした金融経済教育講座を実施しています。
 このたび、鹿島学園高等学校DSC北上キャンパスにおいて、1年生から3年生までの生徒の方々を対象に、社会人に必要な金融知識に関する金融経済セミナーを開催しました。

1.講座の概要

  • 開催日:令和3年12月2日(木曜日)
  • 会場:北上市生涯学習センター
  • 対象:鹿島学園高等学校DSC北上・水沢・一関キャンパスの生徒 17人
  • 講座内容:『ひとり立ちに必要なお金の知識』

家計の管理について

 生徒の皆さんが、今後自らが経済活動を行っていく上で、適切な判断をするための金融リテラシーの必要性について、将来の収入と支出の生活費をシミュレーションするワークや、参加者とスタッフ、講師との対話を通じて、能動的に学びました。
 また、スマートフォンやクレジットカードを身近な事例として取り上げ、代表的な資金決済方法(一括・分割・リボ)や、決済方法に応じた金利負担(イメージ)についても学びました。

奨学金返済が遅れることによる影響について

 返済が遅れることにより、他の金融債務と同様に、遅延損害金が発生するなど具体的な影響を理解していただくことと併せて、その対応についても学びました。

日常生活で遭遇する金融トラブルを紹介

 金融犯罪の手口や典型的な悪質商法について寸劇を交えて紹介し、金融トラブルへの対処方法について学びました。

2.参加者からの声

  • お金についてリアルに考えたことがなかったので、講座を受講したことで、自身の視野に入れることができて良かったと思う。
  • お金を使い過ぎないように、計画的に管理するようにしたい。
  • 特殊詐欺の手口について、リアルな怖さがわかった。

3.主催者からの声

  • 「将来なりたい姿」という自分の今後のイメージから始まり、そのイメージを基にセミナーを学ぶといういい流れになっていた。
  • 参加者の様子を見ながら、理解度も確認しながら講座を進めていた。
  • 奨学金のメリット、デメリットについて分かり易く説明されており、1・2年生の今後の進路にも役立つと感じられた。

4.講演者から

  • 北上キャンパスに加え、一関キャンパス、水沢キャンパスの生徒さんも参加していただけたことに感謝しています。1年生から3年生まで、幅広い年齢の生徒さんが参加しましたが、今回提供させて頂いた金融に関する話題を一人ひとりの課題として捉えていただけるよう、対話する機会を出来るだけ設けることを心掛けました。
  • 金融特殊詐欺や奨学金の返済が延滞した場合の具体的な取扱いなどについて、寸劇を交えながら、リアリティを持ってお伝えしました。

5.当日の講座の模様

 

1年生から3年生まで参加している様子

1年生から3年生まで参加しています

 

対話を重視した講座の様子

対話を重視した講座

 

寸劇も取り入れ、金融特殊詐欺の手口を紹介している様子

寸劇も取り入れ、金融特殊詐欺の手口を紹介

本ページに関するお問い合わせ先

東北財務局 盛岡財務事務所 理財課

電話:019-625-3353

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