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金融経済教育講座「高校生等を対象とした金融経済セミナー」(in岩手県立大船渡東高等学校)の開催について

 盛岡財務事務所では、地域連携・地方創生に向けた取組みの一環として、当所職員が地域に直接出向き、金融知識の普及・向上を目的とした金融経済教育講座を実施しています。
 このたび、岩手県立大船渡東高等学校において、卒業を間近に控えた学生の方々を対象に、社会人に必要な金融知識に関する金融経済セミナー(主催:岩手県金融広報委員会※)を開催しました。
 
※岩手県金融広報委員会:
 岩手県、日本銀行盛岡事務所、東北財務局盛岡財務事務所、県内の金融機関などによって構成する団体。中立・公正な立場から、暮らしに身近な金融に関する情報を提供しています。
 

1.講座の概要

(1)開催日:令和2年10月30日(金)
(2)会場:岩手県立大船渡東高等学校
(3)対象:3年生 117人
(4)講座内容:『ひとり立ちに必要な金融の基礎知識』
・ ひとり立ちとは~お金を中心として~
社会・生活環境が大きく変化する中で、基礎的な金融知識を習得し、今後自らが経済活動を行っていく上で、適切な判断をするための金融リテラシーの必要性についてペアワークを通して理解を深めました。また、スマートフォンやクレジットカードを身近な事例として取り上げ、代表的な資金決済方法(一括・分割・リボ)や、決済方法に応じた金利負担(イメージ)についてもお伝えすることができました。
・日常生活で遭遇する金融トラブルを紹介
詐欺犯罪の手口や典型的な悪質商法を紹介し、金融トラブルへの対処方法について理解を深めました。
 
 

2.生徒からの声

○ お金についての見方が変わった。お金の知識をもっと身につけたいと思います。
○ 自分がカードを使ったり、トラブルにあった際に困らないように知識を備えておきたいと思った。
○ とてもわかりやすく、これから社会人になり自分でお金の管理をしてく上で大切なことを学びました。
 

3.講演者から

○ 金融について私達が学ぶべきことは数多くありますが、今回のセミナーをきっかけに、自発的に金融に関する知識を身につける習慣を持ち続けてもらいたいとの想いでお伝えしました。
○ 学校との事前打ち合わせでは、進路担当の先生から「黙っていると押しつけられる」というメッセージを発信してほしいとのお話がありました。卒業すると様々な誘惑、トラブルに出会うこともあり、先生のメッセージには必要な金融知識を身につけることの大切さが率直に表現されています。生徒さん達へも強く響いたことと思います。

 
 

4.当日の講座の模様

ペアワークを取り入れたセミナー

キャッシュレスの支払い方法について説明

本ページに関するお問い合わせ先

東北財務局 盛岡財務事務所 理財課

電話:019-625-3353

 

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