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金融経済教育講座「高校生等を対象とした金融経済セミナー」(in岩手県立盛岡青松支援学校)の開催について

 盛岡財務事務所では、地域連携・地方創生に向けた取組みの一環として、当所職員が地域に直接出向き、金融知識の普及・向上を目的とした金融経済教育講座を実施しています。
 このたび、岩手県立盛岡青松支援学校において、卒業を間近に控えた学生の方々を対象に、金融トラブルの未然防止に関する金融経済セミナー(主催:岩手県金融広報委員会※)を開催しました。
 
※岩手県金融広報委員会:
 岩手県、日本銀行盛岡事務所、東北財務局盛岡財務事務所、県内の金融機関などによって構成する団体。中立・公正な立場から、暮らしに身近な金融に関する情報を提供しています。
 

1.講座の概要

(1)開催日:令和2年9月2日(水曜日)
(2)会場:岩手県立盛岡青松支援学校
(3)対象:高等部3年生 9人
(4)講座内容:『身近な金融トラブルについて』
・リボ払い等による後払い方式の資金決済や金利の理解
   スマートフォンの利用料金を身近な事例として取り上げ、対話方式により生徒たちの発言を引き出しながら、代表的な資金決済方法(一括・分割・リボ)や、決済方法に応じた金利負担(イメージ)について学びました。
・日常生活で遭遇する金融トラブルの疑似体験
   支援学校教員を交えた詐欺犯罪の寸劇を披露し、典型的な悪質商法や様々な金融トラブルへの対処方法について学びました。
 

2.学校からの声

○講義では、生徒や教員と多彩な対話を取り入れるよう工夫したことで、生徒たちの興味を引きつけられたと思う。
○寸劇等の視覚効果のある講義内容は有効であったと思う。
 

3.生徒からの声

○これからも、使っていくお金、スマホに関しては、十分に気をつけていこうと思う。
○リボ払いという言葉を初めて知ることができた。
 

4.講演者から

○ 盛岡財務事務所として初開催となる支援学校での金融経済教育講座となりました。講義内容については、事前に進路担当の先生と十分な打合せを行ったことで、生徒たちに卒業後起こりうる様々な金融トラブルの中から、優先度が高いコンテンツに焦点を絞ることができました。
「これから、まさに生徒に起こるお金にまつわるトラブルを少しでも未然に防ぎたい」との思いを学校側とも共有し、その思いを生徒たちに伝えることができました。
 
 

5.当日の講座の模様

相談員による説明

教員とのコラボ・寸劇

教員も参加

本ページに関するお問い合わせ先

東北財務局 盛岡財務事務所 理財課

電話:019-625-3353

 

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