第1回国有財産の有効活用に関する地方有識者会議[議事要旨]
1.日時
平成19年1月26日午前10時から
2.場所
四国財務局 第2会議室(別館2階)
3.出席者
座長 | 岡林正文 |
---|---|
構成メンバー | 久保市郎 熊井幸秀 名渕薫 (敬称略) |
財務局 | 秋山財務局長 三宅総務部長 中村管財部長 ほか |
4.議題
- 開催経緯・趣旨等について
- 国家公務員宿舎の移転・再配置方針
- 民間事業者等4社からのヒアリング
5.議事経過
事務局より、本地方有識者会議の開催経緯・趣旨等及び国家公務員宿舎の移転・再配置方針について説明があり、その後、民間事業者等4社から国有財産の有効活用に関するヒアリングを実施した。
構成メンバーからの主な意見は、以下のとおり。
- 採算性や財政への貢献が第一義になるが、南海地震等への対応ということを考えると、危機管理という視点も重要である。
- 廃止宿舎を全て売却するのではなく、危機管理対応を目的としたものとして、中心部に1ないし2か所公務員宿舎を集約してはどうか。
- 歳出・歳入一体改革に向けた取組みは推進すべきと感じている。歳出・歳入一体改革の方針からすれば、売却収益を上げるため売却時期、1回当りの物件数の多寡などの方策を検討してはどうか。また、稀少性が高く、売り出すと高値が想定される土地は、将来国が必要となっても買い戻すことはできないので、定期借地による賃貸借を行ってはどうか。
- 資産・債務改革の趣旨は理解できる。移転する公務員宿舎は、リースバックでの整備や証券化するスキームを検討してはどうか。
- 高松の都市計画は「コンパクト・シティ」として、公共施設、公共交通機関の充実を図ろうとしている。公務員宿舎も街中での整備を検討してはどうか。
(以上)
本ページに関するお問い合わせ先
四国財務局 管財部 管財総括第一課
電話:087-811-7780(内線:410)
ファクス:087-823-2013