「リスク管理等セミナー」を開催しました(平成30年3月22日)
金融を取り巻く環境が変化する中、金融行政方針の重要項目として、「金融機関のビジネスモデルの持続可能性」等が掲げられ、リスク管理態勢の充実を踏まえた収益力の強化、地域活性化・企業支援等への取組みなどが必要となっています。
こうした中、上記に即した金融機関経営に資することを目的に、金融機関役職員向けに外部講師を招き、下記のとおりセミナーを開催しました。
また、当局職員も見識向上のため聴講しました。
こうした中、上記に即した金融機関経営に資することを目的に、金融機関役職員向けに外部講師を招き、下記のとおりセミナーを開催しました。
また、当局職員も見識向上のため聴講しました。
1.日時・場所
平成30年3月22日(木曜日) 9時20分から12時
於 札幌第1合同庁舎 2階講堂
於 札幌第1合同庁舎 2階講堂
2.参加者
約100名(地域金融機関、北海道財務局ほか)
3.講演の概要
(1)講演テーマ
Part1 「衰退の法則」:日本企業を蝕むサイレントキラーの正体
- 破綻企業と優良企業との違い(意思決定・社内調整プロセス、ミドル出世条件・幹部登用プロセス、経営幹部)
- 破綻企業の問題は、平時は気づかないが、事業環境の変化により顕在化(サイレントキラー)
Part2 北海道から始まるラスト・ワンマイルへのチャレンジ
【概要】
- 地域中小企業においては、伴走しながら、課題を一緒に考え、解決策の立案・実行を支援する機能(ラスト・ワンマイル)が重要
- 生産性向上に向けて、経営幹部人材の確保が必要
- ラスト・ワンマイルを担うのは、地域金融機関が最適
(2)講師
株式会社 日本人材機構 代表取締役社長 小城武彦氏
(3)ご意見・ご感想
- 金融機関や取引先企業において「人材確保・育成」は最重要課題。本日のセミナーを参考に実戦に役立てたい。
- 自らの経営が事業環境の変化に対応できるか否かを見つめる機会になった。また、人口・企業数の減少等、地域の抱える課題に対するアプローチが明確に感じられ、今後の業務に大変参考になった。
- 本セミナーは金融機関の経営陣が聞くべき内容。北海道も地方も中小企業も、金融機関が考え方・外部環境への適応力を変革していけば、まだまだ十二分に戦っていけると思う。
- 人材を切り口とした地方創生の課題が見えた。
- 破綻企業を論理的に取り纏めており、大変現実的な内容で参考となるべき点が多かった。
本ページに関するお問い合わせ先
北海道財務局理財部検査総括課
電話番号:011-709-2311(内線4363)