令和元年6月13日に釧路公立大学で3年生向け「財政教育プログラム」を実施しました 釧路財務事務所
令和元年6月13日(木曜日)に、釧路公立大学で、3年生14名に向けて「財政教育プログラム」を実施しました。
釧路財務事務所では、国の財政を身近な問題として捉え、自分事として考えてもらおうと、アクティブ・ラーニングを導入した特別授業を行っています。
まず、当事務所の職員が講師となり、財政問題や少子高齢化、国債価格と金利の関係などについて、わかりやすくお話ししました。
生徒のみなさんは、講師からの問いかけに積極的に答え、メモを取りつつ、熱心に耳を傾けていました。
それから、2人から3人ずつのグループにわかれて、日本の予算をシミュレーションしました。
生徒のみなさんは、普段目にするニュースや授業で学習した知識を使って、楽しみながら取り組んでいました。
そのあと、グループで考えた予算案を発表し、ディベートを行いました。
生徒のみなさんは、日本の将来を考えながら活発に議論し、異なる意見に触れる中で自らの理解を深めていました。
参加した生徒さんからは、
- どの歳出を減らしどの歳入を増やすのかを、理由を考えながら話し合うのが楽しかった。講師の方の話がとても分かりやすくて、聞いていてとても楽しかったし、考えも深まった。
- グループワークやディスカッションに、能動的に取り組めたので面白かった。
- グループ内での意見が全く違ったので、合意点をみつけるのが難しかった。
- 少子高齢化や、地方ごとに生じる差異、個人の給料の違いなどを考慮して予算を考えるのは、とても難しかった。今までなら消費税率の上昇について文句を言う程度だったものが、このプログラムをとおして、予算の歳出科目の割合や国債の増減についてまで、考えられるようになった。
- 政治家だけでなく、国民全員で考えることが大事だと思った。とても勉強になった。自分の払った税金がどこに使われているのか、関心をもってみていきたい。
などの感想をいただきました。
(財政教室の様子1)今の日本の予算は、こんな感じです
(財政教室の様子2)税率を上げれば、税収が増えるの?
(グループワークの様子1)意見をまとめるのって難しいけど、話し合うのが楽しい!
(グループワークの様子2)わからないことは、講師にきいてみよう
(発表の様子)僕たちは、こんな風に考えました!
(ディベートの様子1)みんな真剣です
(ディベートの様子2)自分たちの意見について、ちゃんと理由を説明しよう
(ディベートの様子3)ニュースの討論を見るより、自分たちで話し合ってみるほうが、ずっと為になった!
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