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北海道教育大学附属函館中学校で「財政教育プログラム」を実施しました

 財務省では、若年層向けに日本の財政に興味を持ってもらい、日本の将来について考えてもらうために、「財政教育プログラム」を実施しています。今回は、北海道教育大学附属函館中学校にて、生徒のみなさんと当所職員で日本の財政について考えました。

実施概要

日時

令和2年12月15日(火曜日) 8時50分から12時30分

場所

北海道教育大学附属函館中学校 各クラス教室内及びパソコン室

参加者

北海道教育大学附属函館中学校 中学3年生101名(3クラス)

実施方法

 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、講演及びグループワークは別室からモニターを介し実施しました。

当日の様子

実施内容

 1時間目は3クラス合同で、日本の財政について歳入歳出の内訳や、少子高齢化に伴う日本の社会の変化など、次のグループワークにつながる知識の習得のための講演を行いました。
 2時間目以降は各クラスごとに「日本ではますます高齢化が進んで、歳出が増え続ける見込みですが、どのように対処すればよいと思いますか。」というテーマでグループワークを行いました。生徒のみなさんはより良い日本の財政運営について考え、国民の税負担や国債発行の是非など、様々な観点から意見を出し合いました。

生徒の感想

  • 今までの授業で財政について学ぶ中で、日本の経済は深刻な状況で、その原因として社会保障費が最も負担になっていると聞いていたので、単純に年金といった社会保障費を減らすのが良いと思っていましたが、その立場となって考えるとそう簡単なことではないと気付いたのでもう一度見直したいと思いました。
 
  • スライドがとても見やすくわかりやすかったので、大変勉強になった。グループでの話し合いも最初の方はどのように進めていけばいいかわからず、また講師とのコミュニケーションがうまく取れなかったので、少し大変だったが、途中からやることが明確になり、充実した時間となった。
 
  • 社会保障費の内訳についてどの世代の人々にどのくらいお金を使うのが良いかわからなかったが、アドバイザーの方から正しいものはないと言われ「答えはないのか」と驚きました。

グループワークの様子

教室全体の授業風景
 

本ページに関するお問い合わせ先

函館財務事務所総務課
電話番号:0138-47-8445

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