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異業種交流型研修「ACTION2050カーボンニュートラルMATSUE」を開催(令和4年10月から12月)

 松江財務事務所は松江市と共催で、2050年カーボンニュートラル実現に向け、官民の若手・中堅職員が松江市へ政策提言を行う、異業種交流型職員研修「ACTION2050カーボンニュートラルMATSUE」を実施しました。

開催経緯

 松江財務事務所は、自治体のニーズに応えた形で地域課題解決等の支援の取組を進めています。

 松江財務事務所と松江市において、双方の若手・中堅職員が連携して何らかの形で地域課題解決に取り組むことができないかを検討し、地域課題であるカーボンニュートラルをテーマとする職員研修を企画しました。

 さらに、令和4年6月に松江市とカーボンニュートラルに関する連携協定を締結した、株式会社山陰合同銀行、中国電力株式会社からも賛同をいただき、官民一体の企画に発展しました。

開催日

 キックオフイベント (令和4年10月31日)

 ワークショップ (令和4年11月9日、11月16日、12月5日、12月14日、12月21日)

 成果発表会 (令和4年12月27日)

開催場所

 

 松江市役所ほか

参加者

 若手・中堅職員24名 (松江市、株式会社山陰合同銀行、中国電力株式会社、中国財務局)

取組の概要

キックオフイベント(令和4年10月31日)

 令和4年10月31日、基調講演(講師:中国四国地方環境事務所)及び参加機関の取組紹介等を行いました。

ワークショップ(令和4年11月、12月)

 令和4年11月以降は、バックキャスティング思考(理想の松江市を起点として解決策を考える)で政策提言案を検討するワークショップを計5回行いました。

 第1回 

 各自が考えた計24のアイデアから気に入ったアイデアに投票、アイデアを5つに絞り、5チームを編成。

 第2回 

 チームで話し合い、アイデアの目的を明確化(カーボンニュートラルは目的であり手段)。情報収集やマーケティング調査など役割を分担し、松江市の強みなどを意識した具体的な施策について検討開始。

 第3回 

 エネルギーと環境についての講演を聴講。聴講した知識を取り入れつつ、松江市の状況を踏まえた政策提言案の作成を開始。

 第4、5回 

 有識者を前に、プレ・プレゼン。多角的な観点からいただいたご指摘やアドバイスをもとに共感を呼ぶプレゼンにするため、更なる情報収集、松江らしいストーリーの作成、松江市の将来像や波及効果の明確化など、政策提言案をブラッシュアップ。

成果発表会(令和4年12月27日)

 令和4年12月27日に成果発表会を開催し、松江市長と中国財務局長を迎え、5つの政策提言(①カーボンニュートラル×未来の公民館の在り方、②松江版Jクレジット、③大根島でエコツーリズム、④松江版MaaS、⑤クリーン電力の地産地消)を行いました。

action2050

今後の取組

 当政策提言については、松江市長の指示のもと、市の関係部署が事業化に向けて検討を開始しています。

 松江財務事務所としては、今後も松江市の検討状況やニーズを把握したうえで、財務局のネットワークをフルに活用し、情報提供や関係先との連携等を行うとともに、カーボンニュートラル実現に向けて、継続的な支援に取り組んでいく予定です。

本ページに関するお問い合わせ先

中国財務局松江財務事務所総務課

電話:0852-21-5231(代表)

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