財政教育プログラム(松江財務事務所)
小・中・高校生を対象に、ニュートラルな主権者教育の一環として、アクティブラーニングを取り入れた日本の財政についての授業を行っています。 財政教育プログラムリーフレット(PDF形式:1.79MB)
「アクティブラーニング」とは、教員による一方的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた授業・学習法の総称で、平成29年3月に公表された新学習指導要領では「主体的・対話的で深い学び」と言い換えられています。
「アクティブラーニング」とは、教員による一方的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた授業・学習法の総称で、平成29年3月に公表された新学習指導要領では「主体的・対話的で深い学び」と言い換えられています。
講座の内容
講座の様子
小学校での実施例
令和4年5月27日(金曜日)、島根大学教育学部附属義務教育学校(松江市)において、小学6年生を対象にした「財政教育プログラム」を実施しました。授業では、日本の財政や借金の状況について勉強したのち、財務大臣になったつもりで、自分たちなりの理想の予算案(財政)を考えてもらいました。
グループで意見を一つにまとめることは大変だったと思いますが、日本の財政を自分事として捉えて、理想の予算案について真剣に話し合っている児童の皆さんの姿を見ることができました。
中学校での実施例
平成31年1月15日(火曜日)、安来市立広瀬中学校(安来市)において「財政教育プログラム」を開催し、3年生44名が日本の財政について学びました。生徒たちは、「日本の歳出と歳入の差は何で埋められているのか」、「日本の借金はどれだけ残っているのか」について考えました。また、その後のグループワークでは、自分が財務大臣になって将来どんな社会になってほしいかイメージしつつ、みんなから集めたお金をどう使えば未来が良くなるのかを考えながら、国の予算編成を行いました。
高校での実施例
平成31年3月19日(火曜日)、島根県立島根中央高校(邑智郡川本町)において、1年生を対象とした「財政教育プログラム」を開催し、日本の財政や借金の状況について考えました。その後のグループワークでは、自分が財務大臣になったら将来どんな社会になってほしいかを「予算ボード」を使いながら、グループで議論を行い、国の予算編成を行いました。