預金保険制度って何?
最終更新日:2023年11月13日
金融機関は、預金としてお金を預かり、お金を必要としている人に資金を貸し出す役割をしています。こうした預金は、どのような仕組みで保護されているのでしょうか。
まとめ
日本には預金保険制度があり、万が一、金融機関が破綻しても、預金保険により保護されている預金については、払戻しを受けることができます。ただし、対象となる金融機関、預金の種類、上限額等が決まっているため、注意が必要です。
同一の預金者が同一金融機関で複数の預金口座を有している場合、複数の口座を集約する「名寄せ」という作業によって預金保険で保護される預金額が確定することになります。こうした作業に支障が生じないように、結婚や引越し等により氏名、住所等を変更した場合は金融機関で速やかに手続を取りましょう。
また、金融機関が合併した場合には、その後1年間に限り、保護される預金額の範囲は、預金者1人当たりの上限額(元本1,000万円まで)に合併等に関わった金融機関数を乗じた金額とその利息とする特例が適用されます。