リスクとリターンの関係
最終更新日:2024年1月29日
金融商品の「リスク」、「リターン」とはどのような意味で使われ、どのような関係にあるのでしょうか。
まとめ
「リターン」とは「お金の運用をすることで得られる収益」のことです。金融商品の「リスク」とは、一般的な「危険」という意味ではなく、「リターンの不確実性」を表しています。リターンの振れ幅が大きいことを「リスクが大きい」、リターンの振れ幅が小さいことを「リスクが小さい」と表現します。リスクが大きい金融商品では、大きな利益を得られる可能性も、大きな損失を被る可能性もあるということになります。
金融商品のリスクとリターンは比例の関係にあり、大きいリターンの商品であるほどリスクは大きく(ハイリスク・ハイリターン)、逆にリスクを抑えようとするとリターンは小さくなります(ローリスク・ローリターン)。この関係が理解できれば、リスクがなくて大きなリターンを得られるローリスク・ハイリターンの金融商品というのは存在しないことがわかります。仮に、「必ず儲かる」、「安全・確実・高利回り・元本保証」などといった説明をされた場合には、詐欺の可能性が高いため、安易に信用して取引を行わないようにしましょう。
関連リンク先
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