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「リスク許容度」を考えよう

 金融商品への投資にはリスクはつきものですが、身の丈に合った投資を行うためには、どのような点に気をつければよいのでしょうか。

きんさん、世の中にはいろんな金融商品があるけど、大きなリターンを期待できるなら、手っ取り早く リスクの高い商品に投資してみようと思ってるんだ。ちゅうざいさん、株式や投資信託などのリスクがある金融商品に投資をする場合は、自分のリスク許容度を知って、その限度の範囲内で運用することが重要だよ。きんさん、リスク許容度?ちゅうざいさん、ポイントを説明するよ。リスク許容度とは、投資によって損失が出るリスクをどこまで受け入れられるかを示す限度のことで、個人差があるよ。リターンを求めるほどリスクは高くなるので、金融商品を選ぶ際は、年齢(運用できる期間)、家族構成やライフイベント、保有資産・収入の状況、投資経験や性格などを総合的に判断して、自分にとって無理のない範囲かどうかを考えてみよう。きんさん、なるほど!自分のリスク許容度に応じた投資を行うことが大事なんだね。

まとめ

 「投資した元本がどれくらいマイナスになっても生活に影響がないか」、「どれくらいまでなら投資した元本がマイナスとなっても気持ち的に耐えられるか」といった「リスク許容度」は、人それぞれで大きく異なります。年齢(運用できる期間)、家族構成やライフイベント、保有資産・収入の状況、投資経験や性格などを総合的に判断し、自分の「リスク許容度」を考えてみましょう。

 「リスク許容度」を超えてハイリスク・ハイリターンの投資を行えば、価格動向が常に気になって仕事が手につかなくなったり、大きな損失によって将来の生活に多大な支障を及ぼすことも考えられます。

 金融商品に投資する際には、自分にとってリスクを取れる範囲はどこまでなのかを意識しながら、「リスク許容度」に応じた無理のない運用を心がけましょう。

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本ページに関するお問い合わせ先

財務省中国財務局

理財部金融監督第三課 電話:082-221-9221(代表)

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