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家計管理の考え方

 毎月の生活費はいくらかかっていますか?収支状況を改善するためには、どのようなコツがあるのでしょうか。

きんさんの発言、買い物や外食にお金を使いすぎて、今月も赤字だ。貯金が減るばっかりで全然貯まらないよ。ちゅうざいさんの発言、きんさん、収支を黒字にするように家計管理を考えてみようよ。まずは、毎月の手取り収入を把握して、支出に無駄がないかどうか見直してみたらどうかな。収入の把握をするための計算式。給与総支給額から、税金と社会保険料を合わせた金額を引くと、手取りの収入金額になる図。支出の把握として、固定費と変動費の主な項目例。きんさん、どの支出を見直そうか迷っちゃうし、お金も貯めていきたいけど、どうすればいいのかな。ちゅうざいさん、ポイントを説明するよ。見直しのコツは、毎月の支出を固定費と変動費に分けて考えること。まずは固定費の削減を検討してみよう。スマホの料金プランや無駄なサブスク等の見直しによって、節約効果を継続できるよ。変動費の削減は、必要な物と欲しい物を区別して、欲しい物の支出を抑えることを意識してみよう。それから、お金を貯めるためには、収入の中から、あらかじめ貯蓄する分を引いておき、残った金額の範囲内で生活する習慣を身につけることが理想だね。きんさん なるほどね。毎月コツコツ貯金できるように、お金の使い方を見直してみようっと。

まとめ

 ライフプランを実現するための第一歩は、適切な収支管理を習慣化することです。現状の収入や支出をきちんと把握し、計画性のない支出は抑え、収支の改善に努めることが大事です。

 まず、家計の現状を把握することから始めましょう。「毎月の収入は?」、「毎月の食費はどれくらいかかっている?」、「光熱費は?」、「交際費は?」というように項目ごとに把握した上で、収支のバランスが取れているかどうかをチェックしてみましょう。

 収支状況を把握したら、お金の使い方を見直してみましょう。その際には、「固定費の削減」を検討するとともに、「自分にとって本当に必要なものなのか、それとも欲しいものなのか」を自問し、無駄な支出を抑えて、赤字解消・黒字確保を目指しましょう。

 また、貯蓄のためには、給与から先に貯蓄分を引く「先取り貯蓄」を実践し、残ったお金で生活をやりくりする習慣を身につけていくことが重要です。給与天引き貯蓄や自動振替の利用などにより、無理のない範囲で確実に貯めていきましょう。

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本ページに関するお問い合わせ先

財務省中国財務局 

理財部金融監督第三課 電話:082-221-9221(代表)

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