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複利効果について

 金利には「単利」と「複利」の2種類がありますが、その選択によって最終的な資産の殖え方は異なってきます。将来の資産形成に向けて活用したい「複利効果」とはどのようなものなのでしょうか。

 

複利効果について説明する会話

 

まとめ

 元本のみに利息が付く「単利」に対して、「複利」では、受け取った利息も元本に組み入れられて利息が計算されます。つまり、複利は、利息が利息を生む(利益が利益を生む)構図となっており、有利な運用方法と言えます。

 複利の効果は、金利が高いほど、運用期間が長いほど大きくなりますので、将来に向けた資産形成を効率的に行うためには、複利での運用を「なるべく早く始めて、長く続けること」が重要となります。また、現在、預貯金の運用では金利が低すぎてほとんど複利効果を期待できないので、複利効果を踏まえると、リスクをとって一定の利回りを期待できる投資信託(分配金なし)などへ長期運用することも選択肢の一つです。併せて、非課税制度であるNISAやiDeCoを上手く活用すれば、より効果的な運用となります。

 ただし、投資信託など金融商品への投資にあたっては、期待した複利効果を得られない可能性を含め、リスクが伴うことを十分に理解し、余裕資金で行うことを心がけましょう。

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本ページに関するお問い合わせ先

財務省中国財務局

理財部金融監督第三課 電話:082-221-9221(代表)

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