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金融商品取引におけるコスト・税金について

 一般に、投資性の金融商品について取引を行う場合、手数料などのコストや税金が発生することになります。こうしたコスト・税金にはどんなものがあり、どのような点に注意すればよいのでしょうか。

ねこさん、金融商品に投資する際に発生するコスト(費用)や税金って、どんなものがあるのかな?ちゅうざいさん、ポイントを説明するよ。金融商品への投資では、購入時の手数料など様々なコストや、利益に対する税金が発生するよ。コストや税金がなるべく発生しないよう運用することができれば、投資の成果を高めることができるので、金融商品を選ぶ際には発生するコスト・税金について意識しておくことも重要だよ。投資信託を選ぶ際には、コストだけでなく、過去の運用実績も大事なポイントです。コストに見合う運用実績なのかなど、トータルで考えてみましょう。ねこさん、なるほど!コストや税金にも着目しながら、金融商品を選ぶことが大事なんだね!

まとめ

 投資性の金融商品について取引を行う際は、発生する「コスト」や「税金」を考えながら行うことが重要です。金融商品の運用成果は不確実なものですが、取引に伴って確実に発生する「コスト」や「税金」を抑えることができれば、投資全体の成果を高めることができます。

 株式の取引では、購入時と売却時に売買手数料が発生します。投資信託の取引では、購入時に支払う販売手数料、信託財産の中から差し引かれる形で保有期間中に支払っている信託報酬、売却時に支払う信託財産留保額といったコストが発生します。

 こうした手数料は金融機関や金融商品によって異なりますが、「多少手数料がかかっても、対面でアドバイスをもらいながら購入したい」、「長期運用を見越しているので、できるだけ信託報酬の安い投資信託がいい」など、自身の運用方針にも照らし合わせながら、手数料の水準を比較検討する習慣をつけましょう。

 また、株式や投資信託などを売って利益が出たときや、配当や分配金を受け取ったときには通常20.315%の税金がかかりますが、こうした税金を抑えることができる税優遇措置(NISAやiDeCo)の利用も検討してみましょう。

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本ページに関するお問い合わせ先

財務省中国財務局

理財部金融監督第三課 電話:082-221-9221(代表)

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